親知らずは、前から数えて8番目の永久歯です。ほかの永久歯が12歳頃までに生えそろうのに対し、親知らずは20歳前後になってから生えてくるのが特徴です。親知らずは、人によっては元々存在しなかったり、生えてこなかったりする場合もあります。
一番奥に生えてくるため、歯が生えるスペースが足りず、まっすぐ生えずに斜めや横向きになってしまうことがよくあります。その結果、歯茎に半分埋まった状態になり、歯ブラシが届きにくくなるため、歯茎の腫れやむし歯といったトラブルが起こりやすくなります。そうしたリスクを解消するための手段が抜歯です。抜歯すべきかどうかの判断は、親知らずの生え方や状態を歯科医師が確認しますので、まずは当院までお越しください。
当院では、親知らずの抜歯からインプラントの手術まで、専門知識と技術を備えた歯科医師が対応いたします。特に親知らずの抜歯は症例経験が豊富にあります。安全性の高い迅速な治療を行うことで、患者様の負担を抑えます。
当院には、日本麻酔科学会 認定医が在籍しています。痛みが怖い方や、歯医者が苦手な方でもリラックスして治療を受けていただける、静脈内鎮静法と呼ばれる処置が可能です。事前に患者様にご希望などを伺いますので、安心してご相談ください。
当院の院長が担当いたします。詳しくは医院紹介ページよりご覧いただけます。
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経験豊富な口腔外科学会認定医により、痛みに配慮した治療を行います。
「どうしてもすぐに痛みをなんとかしたい…」という方もご安心ください。
当日であってもお電話にてご予約をいただければ即日抜歯(※)を行います。
◎まずはお電話をください。
(※)術前・術後に通院が必要になる場合があります。
安全に抜歯を行うため、以下の点にご注意ください。
普段飲んでいる薬がある方は、必ずお知らせください。薬の種類によっては、抜歯の前に服用を一時中断していただく場合があります。
抜歯当日に、痛みや腫れがひどい場合は、炎症を抑えるため抜歯を延期したほうがよいケースがあります。気になる症状がある場合は、事前にご連絡ください。
抜歯前日は深酒を避け、十分な睡眠を取って、体調を万全にしておきましょう。
治療時間は10~30分程度ですが、歯の状態によっては時間がかかることもあります。
妊娠中、またはその可能性のある方、持病をお持ちで不安がある方は、かかりつけの医師にご相談ください。必要に応じて、当院から主治医宛ての照会状を作成します。
予約の変更やキャンセルは、前日までにご連絡をお願いします。
抜歯後の日常生活では、以下の点に注意して、スムーズな回復を促しましょう。
抜歯後の麻酔は2~3時間ほど効いています。感覚が鈍くなっているので、唇や舌、頬を誤って噛んだり、熱い飲食物でやけどをしたりしないよう注意してください。
抜歯した部分には血の塊ができますが、これは治癒に不可欠です。抜歯当日や翌日は、強くうがいをしたり、傷口に直接歯ブラシを当てたりしないようにしましょう。
刺激物や硬いものは避け、抜歯していない側で噛むようにしましょう。
帰宅後に出血が続く場合は、清潔なガーゼやティッシュを丸めて30分ほど噛んで止血してください。
飲酒と喫煙は、抜歯後2~3日間は避けてください。血行がよくなり出血の原因になったり、傷の治りが遅くなったりします。
抜歯後の痛みや腫れは、通常2~3日をピークに、1週間程度で治まります。処方された痛み止めを服用して、痛みを和らげましょう。抜歯当日は、冷たいもので頬を冷やしても大丈夫ですが、翌日以降は冷やさないでください。